2012年2月3日

出張(to Gelephu):ゲレフ郊外

ゲレフはインド(アッサム州)との国境の街です。

選挙前には爆弾事件があるなど治安がそれほど良くないので

隊員は業務でしか行けません。そして宿泊場所も郊外に限定され、

安全クラークの承認をもらわないとなりません。

もちろん夜の外出は禁止。


つまり簡単に行けない街!!

これが最後になるかもしれないと思うとゲレフにいる時間が貴重★ということで

毎朝、早起きして散歩に行きました!






ゲレフに行く前にリクにお勧めの場所を聞いて情報収集!

色々教えてくれたけど時間が無くて結局マオ・コラ(川の名前)にしか行けなかった。

でもマンコラだけは行った方がいいって言ってたからね(^^)



↑川の中にある橋。

今は乾季だけど夏には雨季で大きな川になるんだって。



この橋は1家に一人が出て、1人1本の竹と紐を持ち寄って1日で

対岸の街の人が作るんだって!

雨季にはボートが出て渡るって。



お隣はインドのアッサム。

国境を越えて流れる大きな川の向こうは広すぎて見えない。

すごーい!!


ティンプーには無いまっすぐで平らできれいな道!

広い土地の解放感と南の雰囲気にドキドキ☆

リクにゲレフの話を聞いた時に”南部系ブータン人”

つまりネパール系のブータン人の事を聞きました。

ブータンは難民問題を抱えています。

南部には多くのネパール系の住民がいて気候や土地柄、街も栄えていました。

でも大きくなりすぎてブータン政府は危機感を持った。

リクが小さかったころにネパール語でかかれた教科書が燃やされた事や、

それに反発してブータンの民族衣装を燃やした所を見た話。

家族と避難した話。


なかなか触れられない話だけどブータンの違う1面。

良い悪いじゃなくて話してくれることを冷静に素直に聞く。

リクとこんな話題も話せるようになった。



ゲレフは典型的なブータンの街とは全然違うけど、

ブータンの事をもっとよく知ることが出来た。

0 件のコメント: